あなたの中にもある?愛されるいい女vs都合のいい女
アナスタシアにみるいい女とは?

ロシアの4皇女の中で最も小柄(身長158cm)でしたが、明るく活発、ひょうきんな性格で、彼女の前ではどんなに気難しい人でも笑顔になったのです。
家族からは「道化者」「反逆児」などというあだ名で呼ばれていましたが、金髪の波状毛と青灰色の大きな瞳が美しい愛くるしい皇女でした。
エネルギーに満ちた性格とは逆にアナスタシアは病弱で、外反母趾に悩み、また背中の筋肉も弱く年中患っていました。
週2回の治療であるマッサージを嫌がって、よく戸棚の中に隠れていたのです。
母語のロシア語の他、家族間での会話は英語で行われていたため英語に堪能で、フランス語の発音は4皇女の中で最も良かったが、ドイツ語は苦手で家庭教師泣かせで、数学も大の苦手だったのです。
趣味は父親譲りの写真撮影で、彼女が撮った写真を集めた写真集も出版されています。