激しいダイエットと運動に励んだり、「世継ぎ」を産むことがなかなかできず
姑や社会(世間)からいびられ、育児方針をめぐり姑と戦い
当時としては珍しい恋愛結婚だったが、彼女は宮中の旧弊に心を病み、
夫も子どもも置き去りにして諸国をさまよいました。
従者の誰もがついていけないほどの巧みな乗馬と早足で逃げに逃げ、
最後にはスイスの河畔ででテロリストに刺殺されたのです。
単なるお姫様のわがままと批判する人もいるでしょうが、
彼女の自由への渇望は階級・時代を超えて女性に共通するものだと思います。
刺殺されてから100年がたち、
ここ数年の間に展覧会や、宝塚、ミュージカル等でも人気ですね。